・おそらく日本一有名な坂道ではなかろうか。その名の通り、カーブ毎に「い ろ は に ほ へ と …」のカウント表示がある屈指のつづら折れを有する観光道路である。この第二は上り一方通行で、下り一方通行の第一いろは坂とともに地図上で見ても尻込みするほど見事な羊腸具合を披露している。また、世界遺産の日光社寺郡と避暑地の中禅寺湖を結んでいるために、時季によっては交通量は半端なく多い。しかし、つづら折れている分
心臓破りの急勾配は登場せず、さらに二車線の一方通行なので、意外と走りやすい。
・第二いろは坂の最高地点は、明智平〜中善寺湖畔にある明智第二トンネルの辺り。
【08/7/24 Thu. 午前 曇り】 日光 → 中禅寺湖 ルート
実は上記のトンネルには旧トンネル&旧道が存在します。というか、手持ちの地形図には旧トンネル&旧道しか描かれておらず、トンネルの長さに強烈な違和感を覚えながら、実際は新トンネルだったものを通過し切ってから振り返ってみると・・・。旧道が分岐しているではありませんか。だまされた・・・。地形図の不新鮮さには今まで幾度となくやられてきましたが、今回ほどきれいにクリーンヒットをくらったのは初めてです。無理だとわかっているが、何とかしてくれ国土地理院。
違和感といえば、新トンネルの中禅寺湖側口の旧道分岐と旧トンネル、これもかなりの違和感でした。今までに遭遇したどの旧トンネル&旧道よりも、ものの見事に人工的自然回帰処理が施されていました。そこにあるのは国道ではなく踏み跡、トンネル入口ではなく石垣。通行止めになっただけの旧道や、自然的に自然回帰した廃道とはまた違った雰囲気の、不思議な空間でした。ちなみに明智平側の旧道分岐に至っては、通過時は想定外だったとはいえ、ゆっくり走っていたにも関わらず全く気づきませんでした。 |
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